会社概要

会 社 名
三井埠頭株式会社
資 本 金
3,500百万円
〔太平洋セメント㈱ 100%出資〕
設   立
1945年 3月 3日
従 業 員 数
167名(2024年4月1日現在)
代 表 者
代表取締役社長 
奥村 豊彦
所 在 地
神奈川県川崎市川崎区扇町9番1号

社長挨拶

代表取締役社長
 当社は太平洋セメントグループの一員として持続可能な地球の未来を拓く先導役をめざし、経済の発展のみならず、環境への配慮、社会への貢献とも調和した事業活動を行ってまいります。
 当社は1928年(昭和3年)三井物産株式会社川崎港務所として創業致しました。京浜工業地帯の中心である川崎に4隻同時に着岸可能なプライベートバースを保有し、約21万m²もの広大な敷地を有しているという当社の特徴を最大限に活かし、港湾運送事業を営むことで京浜工業地帯の発展に貢献してまいりました。
 これから創業100年を迎えるにあたり、引続きステークホルダーとの対話を大切にし、良き伝統を守りつつ、ESG、SDGsの要素を積極的に取り入れ、地球に、社会に、人に優しい次世代に求められる企業の確立を社員全員で目指してまいります。
代表取締役社長
奥村 豊彦
代表取締役社長
代表取締役社長
奥村 豊彦

経営理念

三井埠頭は、信用と誠実を重んじ確実を旨として、
活力に溢れ革新を生み出す企業風土を醸成し、
高度な物流サービスの提供を通して豊かな社会 づくりに貢献します。


会社沿革

当社は、大正時代に浅野総一郎が主導した大規模埋立て工事によって造成された川崎の臨海部、扇町の地で三井物産(株)の川崎港務所として1928(昭和3)年に創業しました。当時、石炭を本船から艀に積み替えて築地に回漕していましたが、羽田沖でよく荒天に見舞われて遭難し、月の三分の一は運航が出来ない状況にありました。そこで、貨物船が直接接岸可能な岸壁を造りドイツ製の橋形クレーンと鉄道引込線を敷設することで、石炭の受入基地として操業を開始しました。
1945(昭和20)年、戦時統制令(一地区一業者統合)のもと、三井物産(株)と日満倉庫(株)から施設の現物出資と地区荷役業者としての営業権を譲り受け、川崎埠頭(株)が設立されました。
1949(昭和24)年、企業再建整備法の決定整備計画に基づき、旧日満倉庫の施設及び営業権を東洋埠頭(株)に譲渡、1952(昭和27) 年に現在の社名である三井埠頭(株)に商号を改めました。
1962(昭和37)年に川崎市営埠頭に出張所を開設し、現在は千鳥町営業所として主に製材を取り扱っています。
また同年に扇町本社で小野田セメント(株)(現在の太平洋セメント(株))のセメントサービスステーション業務を開始し、現在では太平洋セメント(株)関東アッシュセンターとして、国内の火力発電所から排出される石炭灰を内航船で受入れ、セメント原料として再利用するための基地となっています。
1983(昭和58)年に(株)東扇島物流センターに資本参加し、東扇島でのスバル輸出業務を開始しました。
1987(昭和62)年には本社構内の内堀を埋め立てて南桟橋を新設し、アンローダーを設置、野積み場を拡張し、その後も大型化する船舶の港湾荷役需要に合わせて施設を改修してきました。現在では、オーバーパナマックス級のバルクキャリア船までも喫水を調整することで受入れが可能となっています。 当社の特徴は、全国的にも数少ないオーバーパナマックス級の船舶が着桟可能な私設岸壁と、首都圏に近い臨海部の約21万m²(東京ドーム4.5個分)の敷地、バラ貨物の取扱いに適した置場と倉庫、日本貨物鉄道(株)の線路に繋がる鉄道引込線があることで、これらを活用した港湾運送事業、倉庫業、そして静脈物流とも言える環境事業を展開しています。
1928年 (昭和   3年) 三井物産株式会社川崎港務所として創業
1945年 (昭和 20年) 戦時統制令により川崎埠頭株式会社となる(設立)
1952年 (昭和 27年) 商号を川崎埠頭株式会社から三井埠頭株式会社に改称
1962年 (昭和 37年) 川崎市営埠頭に出張所開設
小野田セメント株式会社との提携による、セメントサービスステーション業務開始
1983年 (昭和 58年) 富士重工株式会社、三井物産株式会社等5社により株式会社東扇島物流センターを設立
1987年 (昭和 62年) 本社構内、内堀埋立、南桟橋新設工事完成、アンローダー1号機設置
1997年 (平成  9年) 新定温倉庫完成
1998年 (平成 10年)

横浜地方裁判所に会社更生法を申し立て

会社更生手続開始決定

2001年 (平成 13年) 第一期防風壁完成
2002年 (平成 14年)

第二期防風壁完成

関東アッシュセンター竣工

太平洋セメント株式会社の完全子会社となる

2005年 (平成 17年) 会社更生手続終結
2008年 (平成 20年)

第三期防風壁完成

T置場拡張、南桟橋延長工事完成、アンローダー2号機設置、シップローダー2基設置

2015年 (平成 27年) 扇町ヤード竣工(M1~M4倉庫)
2018年 (平成 30年) 扇町ヤード竣工(M5~M7倉庫)
2019年 (平成 31年) フローティングクレーン設置
2022年 (令和 4年) シップローダー1基設置